開校記念イベント(G ナビ講座)第1弾 令和4年 10 ⽉

講師:株式会社プラスティ教育研究所 代表取締役 清⽔章弘様
テーマ:「驚くほど勉強が楽しくなる⽅法」
⽇時:令和4年 10 ⽉ 29 ⽇ ⼟曜⽇ 14 時〜16 時 30 分
場所:飯⽥市東和町 2−35 丘の上結いスクエア 2F イベントホール
■参加⼈数:約130名

「驚くほど勉強が楽しくなる⽅法」の講演をする
株式会社プラスティ教育研究所 代表取締役 清⽔章弘様

10/29 開港!

未来地図開港

2022/10/29、多くの皆様のお力添えをいただき、一般社団法人未来地図の開港の日を迎えることができました。
シン・ブカツの顧問の皆様、グローバルナビゲーターの皆様など、たくさんの皆様のお力添えをいただきました。

大変、感謝を申し上げます。

開港を記念しまして、教育アドバイザー / プラスティー教育研究所 代表の清水 章弘氏に「驚くほど勉強が楽しくなる方法」と題した講演をいただくことになりました。

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未来描く道標べ3(令和4年 10 月 14 日)「シン・ブカツ」

未来地図代表 代田昭久

「令和7年度末までに、中学校の休日の部活動を地域に移行する」ことが、今年6月にスポ
ーツ庁、続いて文化庁より提言されました。さらに、それ以降は、平日の部活動も徐々に地
域へと移行していく見通しです。学校教育の歴史的な転換点とも言えます。ただ、この部活
動の地域移行が、全国的にみると、学校の教員の働き方改革という文脈で語られることが多
く、実現すべき目的を見失い、地域移行という手段が「自己目的化」しつつあるのが現状で
す。それでは、実現すべき最上位の目的とは、いった何でしょう。もちろん、将来にわたる
子どもたちの幸せのため、です。
過日、金メダリストでスポーツ庁長官である室伏広治氏と意見交換をする機会がありまし
た。「通常、男性だと20代後半に競技のピークを迎えるのに、10代でスポーツを引退するの
が当たり前の日本の環境は問題」とし、「勝つことは小さな目標。勝敗に苦しんでいるうち
はスポーツの本当の醍醐味は味わえない」。“君達の競争相手は無限の蒼空、確固不動の大
地”と恩師から贈られた言葉を大切にしているエピソードをお話いただきました。さらに、
「中学高校と指導者に管理されていると、結果的に指示待ち人間になってしまう。子どもた
ちが自発的にスポーツの本質を味わえるようにしたい」と、熱いメッセージを発信されてい
ました。
さて、飯田市の現状ですが、スポーツ協会と教育委員会が中心となって、令和元年度から
「全市型競技別スポーツスクール」を開講し、今年度はアーチェリーなどの新種目を含む1
7種目のスポーツを、学校外で体験できる環境が整いつつあります。また、冬季には15の
文化系講座も開かれ、他の地域では真似のできない、社会教育が盛んなこの地域ならでは「地
育力」が発揮されています。
未来地図でも、中学生だけでなく、小学生から高校生まで、地域や学校、学年を超えて「好
きなことをとことんやってみたい」と願う子どもたちが集う「シン・ブカツ」を始めます。
まずは、【赤門英語クラブ】【クワガタ人生部】【愛と真実の映画クラブ】【ミタス・フッ
トサルクラブ】【わくわくキッチンクラブ】の5つから。「こんなブカツをつくりたい」と
いう子どもたちの自発的な要望があれば、全力でサポートしていくつもりです。

■シン・ブカツの無料体験、仮申し込みはこちらから

未来描く道しるべ2(令和4年 10 月 13 日)なぜ学ぶのか。

未来地図代表 代田昭久

人が何かを学ぶ時には、様々な動機があります。テストでクラスのトップに
なりたいとか、偏差値の高い学校に合格したいとか。こういう動機を「競争動
機」と言います。大切な動機ではあるのですが、その競争に勝った瞬間から薄
らいでいきます。
ところが、スゴイ人との出会いによって、あんな人のようになりたいから始
まる学びは違います。これは「感染動機」と呼ばれるもので、内側からわき上
がる力によって、憧れの気持ちがある限りその意欲が持続します。
私は、杉並区立和田中学校校長の時に、校長自らが教壇に立つ「よのなか科」
という授業をしていました。月に1、2回、社会で活躍する大人をゲストに招
いて、様々な社会問題をディスカッションするという授業です。そんな時、「勉
強の“やり方を教える”という若くて面白い起業家がいるので、よのなか科に
呼んでみたら」という話をいただきました。受験勉強に悩んでいる生徒も多か
ったので、早速来ていただきましたが、想像以上に生徒の反応がいい。なぜだ
ろうと思って授業後の感想文を読んでみると、教えてもらった勉強のやり方以
上に、自ら起業をして自分の理想に向かって生きる姿を見て感銘し、やる気の
スイッチが入っているのだと気づきました。
そのゲストは清水章弘さんという方で、あれから10余年の時がたち、会社
をどんどんと大きくされ、今では、テレビ番組のコメンテイターも務めていま
す。これから先、日本の教育に影響を与えるような存在になるだろうと思って
います。
未来地図では、スゴイ人、キラキラと輝く大人を毎月1名、年間で12名程
度お招きし、子どもたちの学ぶ意欲に火をつけたいと考えています。開港記念、
最初の講師は、その清水さんにお願いしました。タイトルは「驚くほど勉強が
好きなる方法」。その方法を学ぶとともに、ぜひ、清水さんの生き様を、ぜひ感
じてみてください。
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未来地図開港記念イベントが10月29日、ムトスぷらざ2階で開かれます。
対象は、小中学生と高校生、保護者ほか教育に関心ある人を対象とし、参加料
は無料。連絡先は mail@miraichizu.jp

■教育アドバイザー / プラスティー教育研究所 代表 清水章弘氏

未来描く道しるべ1(令和 4 年 9 月 19 日)「私たちの未来地図」

未来描く道しるべ1(令和 4 年 9 月 19 日)
「私たちの未来地図」

未来地図代表 代田昭久

教育長を退任してから約半年、新型コロナへの対応に迫られる日々から解放され
たせいか、少しばかり穏やかな生活をおくっています。在任中は心休まらない
日々もありましたが、今振り返ってみて、故郷の教育のために力を尽くすことか
ができたことをとても幸せに思っています。市民のみなさま、学校関係者のみな
さまには、改めて感謝申しあげたいと思います。
退任後は「いただいたご縁を大切にして飯田下伊那の子どもたちのために何か
をしたい」という漠然とした想いはありましたが、具体的で明確なアイディアが
あったわけではありません。ただ、一歩を踏み出さないと何も生まれないと思
い、5月に一般社団法人「未来地図」を設立、事務所(教室)を丘の上結いスク
エアに開設しました。「誰かが立てたゴールに向かって進んでいくのではなく、
自分の旗を掲げ自分の羅針盤を頼りに荒野を切り拓いていく、そんな子どもたち
の人生という冒険の旅を応援したい」という想いを込めて「未来地図」という法
人名にしました。
また、6年間の在任中にこの地域の強みは、「地域が人を育む力」だと確信し
ました。結の精神に裏打ちされた人と人との繋がり、四季折々の豊かな自然、先
人が紡いできた歴史、文化。「未来地図」では、この地域が持っている人を育む
力を最大限に生かしていきたいと思っています。
そして、いよいよ来たる11月から「未来地図」を開校(開港)します。子供た
ちにとって、学校、塾、家庭とは別の、もう一つの学び場をつくり、やりたいこ
とがとことん出来る、やりたいことがない人はやりたいことが見つかる、そんな
居場所にしていきたいと考えています。
この連載では、どうしたら今の子どもたちが将来への夢や希望を持ち、自分の
未来地図を広げ、力強く描いていくことができるのか、みなさんと一緒に考えて
いきたいと思います。