未来描く道標12 (令和 5年 5月 25日)医療映画が問う“生き方”

未来地図代表 代田昭久

骨髄移植についての映画「みんな生きている〜二つ目の命〜」の試写会に参
加してきました。
骨髄移植、それは健康な骨髄細胞を提供者(ドナー)から受け取り、白血病
などの患者の体内に移植する手術のことです。適合するドナーを見つけること
は簡単なことではなく、家族に適合者がいない場合には、縁のない人からの提
供を受けることになります。しかし、プライバシー保護や精神的な負担を考慮
し、患者とドナーが直接会うことは原則として認められていません。
映画「みんな生きている」では、ドナー候補者が、身体のことを心配する家
族からの反対や、患者の様子を知ることができない不安を感じながら、命を救
う行為に踏み出す姿が描かれています。理性的な判断や経済的な合理性だけで
生きるのではなく、人と人の目に見えない絆の中で、純粋な気持ちによって行
動する尊さを再認識させられます。
水泳選手である池江璃花子さんが、急性リンパ性白血病と診断され、2019年
に「造血幹細胞移植」を行い、病を克服して東京オリンピックに出場しまし
た。このことで、ドナー登録の意義についての情報が広がり、登録する人が増
えたのですが、現状としては、まだまだ不足している状態が続いているそうで
す。今回の映画のプロデューサーである榎本桜さんは、「骨髄移植についても
っと知ってほしいし、救われる命があることをみんなで考えていきたい」と話
します。
「お金がすべて」という価値観にあらがい、「他人のために」に自分の命を削
り、「社会のために」映画づくりに情熱を注いでいる人々。そんな人たちの生
き方に深い感銘を受け、この映画を一人でも多くの人に観て欲しいと思ってい
ます。

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「未来地図 Gナビ講座」(無料)
■日時/5月28日(日) 13:30〜15:00
■場所/丘の上結いスクエア 3Fホール ★オンラインでも参加できます。
■内容/映画「みんな生きている」を100倍、深く味わう講座(映画の鑑賞会
ではありません)
※出演/監督・両沢和幸さん、プロデューサー・榎本桜さん/医師・佐々木康
綱さん、合同会社・柳澤昭浩さん 他
■参加方法/「申し込みフォーム」からお申し込みください。
※申し込み先着10名様に映画鑑賞券を無料プレゼントします。