安倍晋三首相の任期が最長記録達成!今後の記録更新は?

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首相官邸
安倍内閣が長期にわたって続いており、安倍晋三首相が歴代通算任期最長の内閣総理大臣になりました。

今後も安倍内閣が続く場合、安倍晋三氏が歴代通算任期最長だけでなく、歴代連続在任期間最長の内閣総理大臣になるのはいつなのでしょうか。

また、過去の歴代最長任期の内閣総理大臣についても紹介します。

総理大臣としての安倍首相の任期

安倍晋三
安倍晋三首相は、2019年11月21日時点では在任期間が2,888日で、歴代内閣総理大臣の中で第1位の長さとなっています。

最初に安倍晋三首相が内閣総理大臣に就任したのは、2006年9月26日です。第90代内閣総理大臣として2007年9月26日までの366日間在職しました。

2012年12月26日に第96代内閣総理大臣に再び就任してからは、3期連続して内閣総理大臣として在職。

2019年11月21日時点での連続在任期間は2,521日、第90代内閣総理大臣時代の366日間と合わせると通算在任期間は2,888日に及びます。

総理の在任記録が更新される日

総理の在任記録が更新される日
歴代内閣総理大臣の、通算在任期間と連続在任期間を表にまとめました。

なお、安倍晋三首相の在任期間については、令和元年11月21日時点のものです。

通算在任期間連続在任期間
1位安倍晋三(2,888日)佐藤栄作(2,798日)
2位桂太郎(2,886日)安倍晋三(2,521日)
3位佐藤栄作(2,798日)吉田茂(2,248日)
4位伊藤博文(2,720日)小泉純一郎(1,980日)
5位吉田茂(2,616日)中曽根康弘(1,808日)

※いずれも、2019年11月21日時点の日数、および順位です。
<引用元:首相官邸「内閣総理大臣一覧」

連続在任日数は歴代2位

2020年8月23日まで総理に在職した場合、2020年8月23日には、2012年12月26日に第96代内閣総理大臣に就任して以来、連続で2,798日も在職していることになり、安倍晋三首相は佐藤栄作と並んで連続在任期間が最長になります。

翌8月24日には、安倍晋三首相は単独で内閣総理大臣の連続在任期間が最長になります。

このまま安倍晋三首相が内閣総理大臣に在職し続けるなら、通算在任期間だけでなく連続在任期間も歴代1位になる可能性があるのです。

安倍政権が打ち出した経済政策・アベノミクスについては下記記事でご紹介しています。
ぜひご覧ください。
【関連記事:アベノミクスの成果とは?景気回復や成長戦略はどのように変化したか

歴代総理で最長だった桂太郎

桂太郎
2019年11月18日まで、史上最長任期の内閣総理大臣は、第11代と第13代、第15代の内閣総理大臣を務めた桂太郎です。

3期の通算在任期間は2,886日にも及び、2位の佐藤栄作の通算在任期間2,798日よりも約3ヵ月も長く就任していました。

3回の内閣総理大臣のうち、もっとも在任期間が長かったのは第13代のときです。1,143日、約3年にも及ぶ長い政権でした。

桂太郎が初めて第11代の内閣総理大臣に就任したときは、53歳でした。

60歳のとき第13代内閣総理大臣に就任し、65歳のときに第15代の内閣総理大臣に3度目の就任を果たしましたが、わずか62日後に退任しました。

明治維新までは長州藩士だった桂太郎

桂太郎は長州藩の武士の嫡男として1848年に生まれました。幼少期は長州藩の藩校である明倫館で学び、長じては戊辰戦争にも参加しました。

明治3年(1870年)に私費でドイツに留学し、帰国後は陸軍に入隊しています。

その後、台湾総督、陸軍大臣を経て、明治34年(1901年)、第11代内閣総理大臣に就任しました。

任期中に日英同盟の締結や日露戦争の勝利など、歴史に残る出来事が起こったのも桂内閣の特徴と言えるでしょう。

戦後の総理は佐藤栄作が最長

佐藤栄作
明治18年に伊藤博文が初代内閣総理大臣に就いたときは、大日本帝国憲法に基づく内閣制度でした。

現在の日本国憲法になってからの内閣総理大臣の中で最長任期を務めたのは、第61代から第63代の3期連続で内閣総理大臣に在職した佐藤栄作です。

3期の就任期間を併せると2,798日になり、歴代内閣総理大臣の中では第2位、戦後としては第1位の長さです。

佐藤栄作が初めて内閣総理大臣の職に就任したときは63歳でした。足掛け8年にわたって内閣総理大臣として在職し、71歳のときに退任しました。

鉄道省から政党入りした佐藤栄作

佐藤栄作は酒造業を営む佐藤秀助の三男として明治34年(1901年)に生まれました。大正10年(1921年)に東京帝国大学法学部に入学し、1924年に同校を卒業しました。
在学中に高等文官試験に合格していたため、卒業後は鉄道省に入省しています。

その後、民主自由党に入党し、昭和23年(1948年)には非議員ながら内閣官房長官に登用され、政治に関わるようになりました。

先に政界入りしていた実兄の岸信介の片腕として、自民党の政務会長に就任するなどの経歴を重ねていきます。

1964年7月には、佐藤栄作は池田勇人内閣の3選を阻止することを掲げ、自民党総裁選に立候補しました。

わずかな差で池田勇人が勝ち、第3次池田内閣が発足しましたが、池田勇人自身が病気になったために第3次池田内閣は長くは続きませんでした。

池田勇人退任後、自民党総裁選で次点であった佐藤栄作が自民党総裁に指名され、佐藤栄作にとっては初となる内閣総理大臣に就任しました。

ノーベル賞を受賞した国内唯一の内閣総理大臣

佐藤栄作は、1967年には衆議院予算委員会の答弁で「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を表明しました。

内閣総理大臣を退任後の1974年には、非核三原則などの平和への貢献が評価され、日本初となるノーベル平和賞を受賞しました。

現在でもノーベル平和賞を受賞した日本人は佐藤栄作を除いて一人もおらず、また、ノーベル賞を受賞した内閣総理大臣も佐藤栄作以外は出ていません。

安倍晋三首相と佐藤栄作元首相は親戚

安倍晋三首相と佐藤栄作元首相は親戚

安倍晋三首相の母方の祖父は、第56代と第57代の内閣総理大臣を務めた岸信介です。

岸信介元首相は佐藤栄作元首相の実兄ですので、佐藤栄作元首相は安倍晋三首相にとって大叔父に当たります。

また、安倍晋三首相の高祖父(祖父の祖父)の孫と吉田茂元首相の娘は結婚しており、安倍晋三首相は吉田茂元首相とも親戚ということになります。

連続在任期間の長さを誇る3人の内閣総理大臣は、実は、皆親戚関係にあるのです。

安倍晋三首相の最長任期更新は間近

安倍晋三首相が通算任期だけでなく、歴代1位の連続在任期間を持つ内閣総理大臣になることは、遠い先の話ではありません。

連続在任期間が歴代1位になるのは2020年8月23日ですが、決してあり得ない話ではありません。

安倍内閣がいつまで続くのか、今後の政権運用だけでなく在任期間の長さにも注目してみましょう。

こちらの記事では、総理大臣の任期をランキング形式で詳しく紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
【関連記事:歴代総理大臣の任期ランキング!在任日数の最長と最短は?

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