モラハラ(モラルハラスメント)の定義とは?意味や対処法を解説

シェア

ツイート

LINEで送る

Pocket

ブックマーク

食事の席で男性のモラハラで泣き出す女性

モラハラ(モラルハラスメント)という言葉をよく耳にするようになりました。

「モラハラ夫」や「モラハラ上司」なども世の中には横行しているようです。

モラハラとは具体的にはどのような行為を指すのか、定義や具体例、対処法についてまとめました。

モラハラ(モラルハラスメント)の定義とは

座り込んで悲しんでいるスーツ姿の女性

モラハラ(モラルハラスメント)とは、モラル、つまり道徳的に問題となる嫌がらせ行為や言葉のことです。

モラハラには、加害者が「相手を傷つけている」という意識が低いという傾向があります。

モラハラを指摘されても「冗談のつもり」「相手のためを思って言ったのに」と、真剣に受け止めないことが多く、繰り返されやすくなります。

また、加害者だけでなく周囲もモラハラに気付きにくいという特徴があります。

そのため、被害者が嫌がっていることや悩んでいることに気付かず、加害者に同調するような言葉や態度を示し、被害者の苦しみを深めてしまうこともあります。

モラハラとパワハラの違い

相手を道徳的に傷つけるモラハラとは異なり、パワハラ(パワーハラスメント)は立場や権力の違いを悪用した嫌がらせ行為や嫌がらせの言葉を指します。

たとえば、仕事でミスをした部下に対して上司が「次、失敗したら会社を辞めてもらうからな」と言うならば、立場を悪用したパワハラだと言えます。

しかし、実際のところ、モラハラとパワハラは共通することも多く、かならずしもどちらか一方に分類できるわけではありません。

たとえば、仕事でミスをした部下に対して上司が「頭が悪いから失敗が多いのか?」と言ったとしましょう。

大勢の前で能力をけなしたという点ではモラハラと言えますが、部下が言い返せない立場であることを知ったうえで中傷したという点ではパワハラとも言えるのです。

無添加育毛剤イクオス

モラハラにあたる具体的な言動

モラハラ夫のハラスメントで怯えて部屋の隅に追い詰められている妻

モラハラには、具体的な基準はありません。相手が「人格を否定された」「自分ではどうしようもないことに対してけなされた」と感じるのなら、モラハラだと判断できるのです。

モラハラの加害者にならないためには、あらかじめモラハラとなる言葉や行為を理解しておき、言わないように・おこなわないように注意する必要があります。

以下の例を覚えて、絶対にモラハラ言動をおこなわないように注意してください。

家庭でのモラハラの例

家庭では、以下のような発言や行動はモラハラとなる可能性があります。

「親しき中にも礼儀あり」を心に留め、夫婦間であっても不快な言動を繰り返さないように注意しましょう。

  • 能力や容姿など、本人の努力ではどうしようもないことに対してからかう

「もう少しかわいく生まれたらよかったのに」「頭が悪いと苦労するね」

  • 親や親族の悪口を言う

「あんなお父さんを持って不幸だね」「親戚にまともな人がいないね」

  • 暴力行為や暴言、無視、異常な束縛
  • 妻や夫の経済活動を監視する

「買い物はすべてレシートを受け取って、毎日見せて」

職場でのモラハラの例

職場でもモラハラはよく見られます。

パワハラと被ることもありますが、次の言動はモラハラと分類されることが一般的です。

  • 大勢の前で叱責する、ミスや好ましくない事柄が周囲に分かるようにする
  • 陰口を言う、仲間外れをする、無視
  • 明らかに能力よりも低い仕事しか与えない
  • プライベートに介入する、プライベートな内容を大勢の前で話す
  • 明確な理由を教えずに何度も同じ作業を命じたり、やり直しを命じたりする

モラハラでつらいと感じたらやるべき4つのポイント

モラハラの証拠を集めるためのボイスレコーダー

モラハラを受けたときは、被害者自身が「モラハラを受けている」ということを自覚することが大切です。

「わたしが精神的に弱いから、些細なことで傷つくんだ」
「わたしの能力が低いから、毎日、注意ばかりされるんだ」

という風に被害者本人がモラハラを自覚していないならば、いつまで経ってもモラハラから脱出することができません。

もし、どんなに気持ちが弱く能力が低い人間であっても、他人から執拗に責められる道理はありません。

「道徳的に考えて相手が間違っている」ということに気付き、自分がモラハラを受けている現実を直視するようにしましょう。

現実を直視したら、次の4点を実践してみてください。

モラハラを受けたときに実践すべきこと

  1. モラハラの言動を記録する
  2. 日記や手帳に詳細を記載し続ける
  3. 精神を病まないように病院に行く
  4. 1人で悩まずに弁護士や専門機関へ相談する

1.モラハラの言動を記録する

ほとんどのモラハラは言葉でおこなわれます。

そのため、「わたしの能力が劣ると何度も言いましたよね?」と加害者を追及したところで、言った・言わないの水掛け論になってしまうことが多いのです。

加害者が言い逃れできないように、録音機や録画機を使ってモラハラの記録を保存するようにしましょう。

また、メールやLINE、SNSでモラハラをおこなった場合は、スクリーンショットやプリントアウトで残してください。

LINE等では、送信後に消去する機能もありますので、加害者が記録を消去する恐れがあります。

2.日記や手帳に詳細を記載し続ける

録画機や録音機を使って記録することが難しいとき、また、メールやSNS等ではモラハラ発言をおこなわないときは、日記や手帳に詳細を記載しましょう。

日付や時間、どのような状況なのかについても書いておくことが望ましいです。

録画機等を使うことに比べると証拠としては弱いですが、被害を受けている側の心の流れや加害者の言動の変化を残しておくことができます。

3.精神を病まないよう病院に行く

モラハラを受けると精神的にダメージを受けますが、病気になってしまうことは避けたいものです。

とりわけうつ病は長引くことが多いため、精神を病む前にカウンセリングや適切な薬剤で気持ちを軽くするようにしましょう。

周囲の信用できる人々に相談するだけでも心が軽くなることもありますし、気分転換を定期的におこなって気持ちを紛らわせることもできます。

また、心療内科やメンタルヘルスクリニックなどに出かけて、専門家に相談することもおすすめです。

4.1人で悩まずに弁護士や専門機関へ相談する

モラハラは加害者に問題があるため、被害者がどんなに悩んでも状況を改善することは困難です。

1人で悩むのではなく、友人や親兄弟、クリニックなどで相談するようにしましょう。

転職や離婚などの具体的な解決手段が必要だと感じるときは、衝動的に行動してはいけません。

かならず弁護士や勤務先の従業員相談窓口などに問合せ、適切な行動に踏み切るようにしてください。

モラハラの定義を理解し、悪質な嫌がらせから自分の身を守ろう

モラハラは加害者に「相手を苦しめている」という意識が低いことが多いため、放置しているとエスカレートする可能性があります。

精神を病むまで我慢するのではなく、周囲や専門機関に相談し、早期に解決するように努めましょう。
 
 
注目されている他のハラスメントについても記事がありますので、あわせてご覧ください。

パワハラとはどこまで?定義と具体例を紹介

マタハラとは?マタニティハラスメントの意味・事例・対策

時短ハラスメントとは?ジタハラの意味・事例・対策と働き方改革

『未来地図』では、TwitterとFacebookからも情報を発信しています!

最新記事の投稿をお知らせしたり、記事にはない「時事ネタ」についても書いています。

ぜひご覧になって、フォローしてくださいね♪

★未来地図の公式【Twitter】は、こちらから!

★未来地図の公式【Facebook】は、こちらから!

シェア

ツイート

LINEで送る

Pocket

ブックマーク

CATEGORY :
生活サポート

Copyright© 未来地図 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.