ブラック企業とは?10の特徴と求人の見分け方

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頭をかかえて苦しんでいるサラリーマン

ブラック企業という言葉を最近よく耳にしませんか。

もしかしたら、今の勤務先がブラック企業かもしれません。また、転職先や就職先がブラック企業なのも困ります。

ブラック企業とはどのような企業なのか、特徴と求人の見分け方をまとめました。

ブラック企業とは

駅舎の中で影かかった通勤途中の会社員たち

ブラック企業とは、労働条件が著しく悪く、労働者側が労働環境の改善を求めても適切に応じない企業を指します。労働基準法を無視した長時間労働や低賃金、給与の不払いなどがあるときはブラック企業と言えるでしょう。

また、社内でセクハラやパワハラなどのハラスメント行為がおこなわれ、従業員が指摘しても改善しない企業や指摘しにくい環境をつくっている企業もブラック企業と言えます。

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ブラック企業の10の特徴

両手を広げて10本指を見せているサラリーマン

厚生労働省では、ブラック企業の明確な定義やガイドラインを決めていません。しかし、労働者に対して不当な要求をする会社やコンプライアンス意識が低い会社は、ブラック企業に該当するとの見解を公表しています。

また、勤務先がブラック企業であるときは、企業に対して改善を求めること、単独で要求することが難しいときには法律事務所などの外部機関や労働組合を頼ることを勧めています。ブラック企業を特徴づける10の要素を紹介しますので、ぜひ勤務先をチェックしてみてください。

<参考:厚生労働省「確かめよう労働条件 Q,ブラック企業ってどんな会社なの?」

ブラック企業の特徴1.残業時間が長い

労働基準法では、残業時間は1ヶ月に45時間以下、1年に360時間以下と定めています。

たとえ残業代が支払われていたとしても、残業時間が長すぎるのは違法行為です。

正当な残業代が支払われていない場合は、さらにブラックと言えるでしょう。

<参考:厚生労働省「一日の残業時間は労働基準法ではどれぐらいですか。」

ブラック企業の特徴2.給料や残業代の未払いがある

給料が毎月きちんと支払われていない場合は、ブラックと言えます。給料の支払日が遅れがちな企業も、ブラック起業予備軍と言えるでしょう。

また、残業代が支払われていない場合や、給料明細書に記載されている残業時間と実際に残業した時間が異なる場合も、企業体制に問題ありと見ることができます。

ブラック企業の特徴3.離職率が高い

勤務先に対して問題を感じるとき、ほかの社員も問題を感じている可能性が高いです。

そのため、ほかの会社と比べて離職率が著しく高い会社は、ブラックである可能性も高いと考えられます。

ブラック企業の特徴4.休日出勤させる

残業がなく、労働時間にも問題がないとしても、休日出勤をさせる企業はブラックである可能性が高いと言えます。

休日は各企業で定める就業規定に沿うだけでなく、労働基準法で定められている通り、週に1日以上もしくは月に4日以上なくてはいけません。

<参考:厚生労働省「労働時間・休日」

ブラック企業の特徴5.有給休暇が取れない

また、有給休暇についても労働基準法で定められています。6ヶ月以上継続勤務し、全労働日の8割以上出勤している従業員に対しては、年間で最低10日間の有給休暇が付与され、その後、勤務年数が延びるごとに年間の有給休暇日数が増えなくてはいけません。

しかし、当然の権利であるはずの有給休暇が付与されなかったり、付与されていても取得できなかったりするのなら、ブラック企業だと言えます。

有給休暇を申請すると上司が「こんな大変なときに休みを取るのか」などと嫌みを言う行為も、ブラックなパワハラと言えるでしょう。

<参考:厚生労働省「有給休暇」

ブラック企業の特徴6.給料が最低賃金を下回っている

都道府県ごとに最低賃金が決められています。給料を時給で換算した際に、最低賃金を下回っているときはブラック企業に勤めていると言えます。

ブラック企業のなかには、最低賃金を下回らないように悪質な工夫をしていることがあります。

たとえばタイムカードの時間を調整し、実際の勤務時間よりも短い時間しか働いていないように見せかけることや、給料から目的が分からない多額の「経費」や「会費」を差し引くこともありあす。

ブラック企業の特徴7.パワハラとセクハラの常態化

パワハラやセクハラが常態化している会社もブラック企業です。社員が抗議の声をあげても、「慣例だから」「文句を言うほうがおかしい」などと言い、解決をしない姿勢の会社もあります。

厚生労働省がおこなった職場のパワーハラスメントの実態調査では、会社が小規模であればあるほどパワハラの予防と解決に向けた取り組みをおこなっていないということが報告されています。

そのため、パワハラやセクハラへの意識は、中小企業のほうが低い傾向にあると考えられるでしょう。

<参考:厚生労働省「平成28年度 厚生労働省委託事業 職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書(概要版)p.3」

ブラック企業の特徴8.退職させてくれない

退職をしたいと申し出ても退職できない会社も、ブラック企業である可能性が濃厚です。

「君がいないと困るよ」と、何度か引き留めることは決して悪いことではありません。しかし、退職するという強い意志を示しているのに退職を認めないことは、従業員の当然の権利を奪っていることになります。

ブラック企業の特徴9.ノルマが厳しく自腹購入させられる

「毎月100個の商品を売る」という風に売上目標を定めること自体は、とくに問題のある行為ではありません。しかし、「毎月100個の商品を売る。売れないときは自腹で買い取らなくてはならない」と定めることは、ブラック企業の特徴の1つと言えます。

上司が直接「自腹で」とは言葉にはしないものの、目標を達成しないときに追い詰めるような発言をすることも、ブラックな体質だと言えるでしょう。

ブラック企業の特徴10.精神論を推してくる

論理的な話が通じない会社も、ブラック企業の特徴の1つです。

疲れているから残業できないと断っていても、「気合いがあれば乗り切れる」などと残業を命じる会社は、決してよい労働環境とは言えません。

ブラック企業求人の見分け方

履歴書とペンとノートパソコン

ブラック企業に就職して後悔しないためにも、就職する前に企業の体質を見抜きたいものです。求人情報を見るときは、次の点に注目しましょう。

いくつかのポイントに当てはまるときは、慎重に入社を決めなくてはいけません。

  • 募集内容に「応相談」が多い
  • 常に求人広告を出している
  • トライアル期間が長い。あるいは、トライアル期間がいつ終わるのかを決めていない
  • 夢や希望、やる気などの抽象的な表現が多い

求人情報に気になる点があるときは、面接の際に次の事柄を尋ねてみましょう。
以下の内容を聞いたときに、担当者が問題のある答えをしたり急に怒り出したりするのなら、ブラック企業である可能性が高いと言えます。

  • 有休消化率
  • 離職率
  • 昇給のシステム

ブラック企業に勤めていた場合の対処方法

職場環境の相談を受け付ける女性

ブラック企業の10の特徴に該当する点があるときは、まずは上司や経営側に職場環境改善を請求しましょう。一人で声を上げることが難しいときは、労働組合や労働問題を専門とする弁護士などの力を借りてください。

問題の解決が難しいときは転職を検討しましょう。

なお、すぐに仕事が見つからないときは雇用保険の基本手当(失業保険)を受け取ることになりますが、自己都合で退職した場合であっても、労働条件に著しく問題があったときは「会社都合」と判断され、手当の支給期間が長くなることがあります。

労働条件の悪さを示す証拠を集め、できるだけ有利に退職するようにしてください。

<参考:
ハローワーク「Q4. 雇用保険の基本手当は、どのくらいの期間、受給できるのですか」

ブラック企業の特徴を把握する

ブラック企業は決して珍しい存在ではありません。安易に転職を決めてしまうと職場がブラックだったということもあるのです。

ブラック企業の特徴を把握し、転職先として選ばないように注意してください。

また、現在の職場がブラックのときは、できるだけ好条件で転職することを考えていきましょう。

ブラック企業によくある傾向の『パワハラ』について、こちらの記事もあわせてご覧ください。
パワハラとはどこまで?定義と具体例を紹介

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