保育園に入れない!もしもの時に知っておきたい対処法を紹介

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保育園に入れない!もしもの時に知っておきたい対処法を紹介

保育園に入りたくても入れない待機児童が問題になっていますが、他人事ではありません。
とりわけ子どもが多い地域でなくても、希望する保育園に入園できないという状況は起こり得ます。
入園できなかった理由と、その時どうすれば良いのかについてまとめました。

保育園に入れない理由

保育園に入れない理由

国が定めた設置基準を満たし、都道府県知事から認可を受けた保育所を「認可保育園」と言います。

認可保育園は国や地方自治体から補助金を受けられるため、無認可保育園と比べると割安で利用できることが多く、保育の場として地域住民から利用されています。

しかし、未就学の子どもがいたとしても、かならずしも希望する保育園に預けられるわけではありません。

認可保育園には定員があるため、定員を入園希望者が上回るときは選考基準に従って入園者が選ばれるからです。

選考基準は市区町村ごとに異なりますが、選考システムについてはどの自治体も同じです。
保護者の状況によって選考指数や調整指数と呼ばれる点数がつき、点数が高ければ高いほど入園しやすいようになっています。
参考:平成21年地域児童福祉事業等調査結果の概況:用語の定義

調整指数の最新情報を入手する

少しでも入園しやすくするため、選考基準、つまり調整指数を知っておくことは大切です。
しかし、調整指数はほぼ毎年変わるため注意が必要です。

例えば、去年までは認可保育園に入園させる前に家庭的保育事業(保育ママ)に預けていると点数が加点されたとしても、今年は家庭的保育事業の利用は加点の条件にならないかもしれません。

また、家庭的保育事業を利用していても、保護者が就労しているかどうかで加点されるかどうかが変わることもあります。

かならず最新の入園案内を取り寄せて確認し、入園を希望する保育園のスタッフに「選考基準は去年と変わっていますか」と尋ね、正確な情報を入手するようにしてください。

保育園に入れなかったときの対処法

保育園に入れなかったときの対処法

保育を必要とする状況にあっても、点数が低い場合は保育園に入れないことがあります。
また、他の地域では充分に入園できるほど点数が高くても、保育を希望する子どもが多い地域では、入園許可が下りないこともあるでしょう。

保育園に入れなかったときは、勤務先に相談して就労時間の調整をおこなう必要があります。

例えば、仕事への復帰時期を1~2ヶ月ずらすことで、認可保育園の空きが出たときにすぐに対応できることもあるでしょう。

また、近くに親が住んでいる場合は、育児協力をお願いできます。親の協力を得られないときや親が遠くに住んでいるときは、次の5つの対策を検討してください。

対策1:保育園の二次募集に応募する

保育園
入園許可が下りたとしても、必ずしもすべての子どもが入園するわけではありません。

保育園への入園を希望したものの、入園通知が来た保育園の立地などの条件が合わず、入園を見送る家庭もあります。

また、本当に入園を希望していたとしても、転勤や引っ越しなどで行けなくなることもあるでしょう。

定員がすべて埋まらないときは、希望者の中から繰り上げて定員が決まることもありますが、二次募集が実施されることもあります。

すべての保育園に落ちたからとすぐに諦めてしまうのではなく、候補先を広げて二次募集を実施している保育園をチェックしてください。

対策2:幼稚園に入園する

幼稚園
地域の公立幼稚園なら、定員に関係なく入園できます。

しかし、幼稚園は専業主婦やフルタイム勤務ではない家庭の利用を想定しているため、基本的に午後2~3時までと終了が早い園が多く、保護者の働き方を、パートやアルバイト、時短勤務に変更する必要がでてきます。

中には延長保育を実施しており、午後4~5時まで利用可能な幼稚園もあります。幼稚園によって対応は変わるため、申し込む前に調べておきましょう。

私立幼稚園でも定員に空きがあるときは、入園できることがあります。

働いている保護者に配慮して平日の行事を減らしている幼稚園もありますので、いくつか通えそうな幼稚園を比較して検討してください。

対策3:認可外保育園を利用する

国が定めた設置基準を満たさない保育園を「認可外保育園」や「無認可保育園」と呼びます。

認可基準を満たしていないため国や自治体の補助金を受けられず、保育料が割高になることもありますが、認可保育園に入園できないときには、認可外保育園も検討してみてください。

ところで、認可外保育園や無認可保育園という言葉から、保育の質が劣っているという印象を持つ方もいますが、実際のところは一概には言えません。

認可外保育園では、小規模保育を実施していたり特色ある保育を実践していたりすることもあり、わざわざ遠くの認可外保育園を希望する保護者も多くいます。

また、認可外保育園は保護者が就労していなくても入園できることが多いため、就職活動中などの理由で保育が必要なときや休業中でも保育が必要なときは、選択肢の1つになるでしょう。

対策4:自宅での保育サービスを利用する

保育の場は、かならずしも保育園や幼稚園といった施設とは限りません。
ベビーシッターを雇って自宅で保育してもらうこともできます。

なお、ベビーシッターになるには特別な資格は求められませんので、保育士や幼稚園教諭の資格を保有している方もいますが、民間資格で働いている方もいます。

資格だけでなく、どのような保育を実施してくれるのか、そして、口コミや保育者の人柄はどうなのか吟味した上で選びましょう。

また、保育ママに預けて保育ママの自宅で保育をしてもらうことも可能です。

保育ママとは、保育者が複数いるときは最大5人まで、保育者が1人のときは3歳未満の子どもを3人まで預けられる保育制度です。

保育ママは自治体の認定を受けて運営していますので、市区町村役場の子育て課等で紹介してもらえます。

対策5:企業主導型保育を利用する

企業主導型保育
企業が先導して設立する保育園を企業主導型保育と言います。保育施設としては、認可外保育園に分類されます。

通常は、企業が雇用者のために働き方に合わせた保育を実施するため、土日や夜間の勤務がある企業では土日や夜間の保育を提供していることもあります。

企業主導型保育では、運営元の企業の雇用者以外の子どもも受け入れているところがあります。

地域の認可保育園に入園できなかった場合や企業主導型保育園を運営していない企業に勤めている場合も、入園枠に空きがあれば入園できることもあります。

また、認可外保育園ながらも企業や国の補助金を受けられることがあるため、認可保育園並みの保育料に設定されていることも少なくありません。

認証保育所などの自治体が認定する認可外保育園

東京都内にある認証保育所とは、東京都が独自の基準で設置した保育施設です。

認可保育園よりも施設の広さが劣りますが、全施設で0歳児保育を実施し、13時間以上の開所をしています。

認証保育所を利用する場合、選考基準はなく利用者と施設が直接契約するもので、待機児童になった後でも申し込めます。

認可保育園と併願して認証保育所の希望をだす保護者も多く、東京都内では予約待ちが多くいます。東京都以外にも各自治体に認証保育所はあります。

参考:東京都福祉保健局 認証保育所について

待機児童問題は今も深刻

待機児童問題
2016年に「保育園落ちた日本死ね」と、母親の悲痛な思いが詰まったメッセージがブログで投稿されるいなや、政府議会で話題にあがり、日本中が待機児童問題に注目することになりました。

あれから4年たった2020年の現在でも、SNSでは「保育園落ちた」「保育園に入りたい」というメッセージをみかけます。4年たった今も解決の糸口が見られない状況です。

子どもの預け先が決まらなければ、育児休業からの復職が伸び、夫婦で協力しても共働きでは仕事と家庭の両立に限界がでてきて、なにより収入面での問題もあります。

その上、会社の理解が得られなければ最悪、会社を退職しなくてはならなくなります。

保育園に入れないという待機児童の問題を解決するには、まだまだ時間がかかります。

待機児童問題については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【関連記事:待機児童問題とは?原因から対策まで詳しく解説

保育園に入れなかった時の対処法を考えておこう

少子化とは言われていますが、共働き世帯は増加傾向にあるため、希望する保育園に入園できないケースも多くあります。

育休に入る前や退職する前に、保育園に入れないときの対処法を考えておくようにしましょう。

認可保育園以外にも視野を広げて保活をすると、意外に理想的な保育の場が見つかることもあります。

こちらでは、子育て支援の制度、保育園無償化について詳しく解説しています。興味のある方はぜひどうぞ。

【関連記事:子育て支援制度とは?利用方法や取り組みを紹介
【関連記事:「保育園無償化」はいつから?タダじゃないって本当ですか?

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