代表理事・代田昭久が『信濃教育』に寄稿しました

信濃教育 第1677号(令和8年8月)テーマ 地域とともに〜課外クラブ・部活動の地域展開など〜

信濃教育会が発行する教育雑誌『信濃教育』2026年8月号の巻頭提言に、当法人代表理事・代田昭久が寄稿しました。

タイトルは「『まちのクラブ』構想 ~部活動の地域展開からはじまる新しいまちづくり~」。

寄稿のきっかけ

今年度、部活動の地域展開は本格的な実行段階に入っています。しかし、全国の自治体を見渡すと、改革がなかなか進まないという声も少なくありません。

代田は、この状況を「目的や理念が関係者間で共有されていないこと」に原因があると捉えています。今回の寄稿では、そうした課題認識をもとに、教育の原点から現在地、そして未来地図が実践してきた「まちのクラブ」構想までを一つの流れとして論じました。

どんな内容か

詳しくは誌面をご覧いただきたいのですが、大きくは次のようなテーマを扱っています。

  • 近代学校制度が果たしてきた役割と、今それが直面している構造的な課題
  • 江戸期の寺子屋に見る、地域が教育を支えてきた原点
  • 子どもたち自身がクラブを創り、育っていく「エンジョイスクエア」の実践
  • 部活動の地域展開がなかなか進まない理由と、アポロ計画に学ぶ「バックキャスト」思考
  • 好事例を全国でつなぐネットワークづくりへの展望

飯田下伊那というひとつの地域での実践から、全国へと視野を広げていく。そんな内容になっています。

未来地図として、これから

当法人が飯田下伊那で積み上げてきた「まちのクラブ・エンジョイスクエア」の取り組みは、おかげさまでこの一年ほどで、全国の自治体・企業から講演やセミナー、コンサルティングのご相談をいただく機会が増えてきました。

私たちが掲げる「まちのクラブ構想」は、非営利法人らしく、特定の地域や企業を囲い込むことを目的としていません。自立分散協調型の、ゆるやかなつながりを広げていくことを目指しています。飯田下伊那だけがよくなればいい、とも思っていません。むしろ、この地域だけで完結させることには限界があると考えています。

部活動の地域展開は、学校現場の感覚と、地域・行政・企業の実務感覚がかみ合ってはじめて動き出すものです。今回、まさに学校の先生方や教育委員会の皆様が日々手に取る『信濃教育』という場で、この構想を発信できたことには大きな意味があると感じています。

これまでつながってきた自治体・企業のみなさまはもちろん、学校現場の先生方、教育関係者のみなさまとも、これから直接つながっていきたい。今回の寄稿は、そのための一つのきっかけになればと思っています。

これまで活動報告を積極的に発信できていなかった反省もあり、今後はこうした情報をこのブログでも継続的にお届けしていきます。

『信濃教育』2026年8月号は、信濃教育会を通じてお求めいただけます。ご関心のある方は、ぜひお手に取ってみてください。


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